【自作小説その⑭LAST DASH =SEVENCE DAY= 公開日:2017年10月13日 自作小説 SEVENTH DAY 2005年 7月26日 僕は、日付をまたぐ寸前に、散らばっているまだ何も書かれていない本を 拾いあげ、咄嗟に7月26日と書き殴っていた。 表紙のタイトルは「LAST D […] 続きを読む
【自作小説その⑬】LAST DASH =AFTER EPISODE= 公開日:2017年10月13日 自作小説 そして、僕は東京に戻った。 ちょっとした遠出の小旅行を体験して、 少しは大きくなった感じだ。 季節も夏の終わりにさしかかり、 少し肌寒さを覚える位になった。 千早さんとも、あれか […] 続きを読む
【自作小説その⑫】LAST DASH =sIxTh DaY= 公開日:2017年10月13日 自作小説 2005 7/25 sIxTh DaY 扉を開けると、昔と全く変らない光景がそこにあった。 白いペンキ塗りの部屋。 家具も、電化製品も全く同じように配置して有った。 ただ昔と一つ違うことは、その部屋のソファ […] 続きを読む
【自作小説その⑪】LAST DASH =XXX DAY= 公開日:2017年10月13日 自作小説 この物語は6日間で終わりを告げます。 これは既に決まっている事です。 ですが、どうかお願いです。 最後まで物語を読んであげて下さい。 物語は、作者だけでは存在することが出来ません […] 続きを読む
【自作小説その⑩】LAST DASH =fifth day= 公開日:2017年10月13日 自作小説 2000 7/24 fifth day 扉を開けると、そこには白いペンキ塗りの部屋が有った。 こうこうと光る蛍光灯が眩しい。 外の寒々しい外見とは違い、中の家具や、調度品は洗練されていた。 だ […] 続きを読む
【自作小説その⑨】LAST DASH =FIFTH DAY= 公開日:2017年10月13日 自作小説 FIFTH DAY 2005年 7月24日 その日の朝は、6時に目を覚ました。 携帯電話のアラームが電子的な音を鳴らし続ける。 目的の無い旅ではあったが、本当には一つ心残りが有った。 その、も […] 続きを読む
【自作小説その⑧】LAST DASH =fourth day= 公開日:2017年10月13日 自作小説 2000 7/23 fourth day バスの中はクーラーが効いていて随分と快適だった。 Kは腕を組みながら隣で目をつぶっていたすやすやと寝ているようだった。 今日は、ずっと歩いたり、炎天下 […] 続きを読む
【自作小説その⑦】LAST DASH =FORTH DAY= 公開日:2017年10月13日 自作小説 FOURTH DAY 2005年 7月23日 ベットに据え付けられたデジタル時計は11時を示している。 目を覚ますと今度こそ、ホテルの自分のベットでほっと肩を撫で下ろす。 さすがに、二晩も他人 […] 続きを読む
【自作小説その⑥】LAST DASH =third day= 公開日:2017年10月12日 自作小説 2000 7/22 third day 電から降りると、そこは初めて来る辺鄙な田舎町だった。 相変わらず太陽は狂った様に燃え盛り、二人の首の後ろを焼き付けた。 Kは相変わらず口を開かなかった、 […] 続きを読む
【自作小説その⑤】LAST DASH =THIRD DAY= 公開日:2017年10月12日 自作小説 THIRD DAY 2005年 7月22日 「佐伯さん」僕は聞きなれない声で目を覚ました。 僕はぼんやりとした頭を抱えながら、あたりを見回した。 そこは見慣れない部屋だった、壁に […] 続きを読む