こんにちは。東ゼロと申します。

 

『己を、奮い立たせる言葉。』を拝読した感想を書評としてまとめました。

購入前のご参考としていただけますと幸いです。

 

そもそも『言葉』とは?

 

私の敬愛する寺山修司さんは以下のような言葉を残しております。

 

時には、言葉は思い出にすぎない。

だが、ときには言葉は世界全部の重さと釣合うこともあるだろう。

そして、そんな言葉こそが『名言』ということになるのである

 

言葉はただの過去の一時点の事実にしか過ぎないですが、

一方で時には全世界と匹敵するだけの価値もあると仰っております。

 

寺山修司の言葉を借りるのであれば、今回紹介する

『己を、奮い立たせる言葉。』も名言集といっても良いと思います。

 

 

己を奮い立たせる言葉より抜粋

 

岸さんは『言葉』について以下のように仰っております。

 

『言葉なんて、都合よく使えばいいのです。自分を救ってくれたり、後押しして

くれる言葉を上手に使って鮮やかに走り抜ければいい

 

私もまったくもってこの点に共感しております。

自分の置かれている状況に応じて、自分の心を奮い立たせる言葉を

選んでそれを魂を燃やすための『燃料』にすれば良いのです。

 

名言などは、シャツでも着るように、軽く着こなしては脱ぎ捨ててゆく

 

こちらも寺山修司の言葉ですが、Tシャツを着るように自分にあった

『言葉』を軽く着こなして、履きつぶしては脱ぎ捨てて、常に新しい言葉を

着こなしていけばよいのです。

 

著者 岸勇希とはどのような人物か?

 

この本の著者について簡単に紹介します。

 

岸 勇希(きし ゆうき、1977年8月13日 – )

(株)刻キタル代表取締役。2017年に(株)電通から独立。

著書「コミュニケーションをデザインするための本(2008年、電通出版)」にて、

コミュニケーション・デザインという概念を広告業界に提唱した。 広告に限らず企業の

商品開発や事業デザイン、空間・都市計画、アーティストのプロデュースからドラマなど

テレビ番組の企画や制作に至るまで幅広い領域で活躍。2009年には、世界最大級の

デジタル・マーケティング・カンファレンス「Ad:tech」のキーノート・パネルに、

日本を代表するクリエーターとして、中村勇吾、伊藤直樹、田中耕一郎らとともに参加。

また、2010年にはカンヌ国際広告祭の審査員を務めるなど国際的にも活躍している。

出典:Wikipedia-岸勇希

 

電通でバリバリ活躍され、2017年には自身の会社『刻キタル』も設立されております。

非常に優秀な実績をもっていることが分かります。電通というと『広告』のイメージが

強いですが、商品開発やデザイン、アーティストのプロデュースと幅広く活躍されて

おり、2010年にはカンヌ国際広告祭の審査員を務めるなどの実績もお持ちの方です。

 

ホリエモン『多動力』との共通したJust Do Itの思想

 

ホリエモンの思想と岸氏の思想で似ているなと思われる点は多く存在しましたが、

特にそれが色濃くでていたのは、以下の文章です。

 

 

まさにホリエモンの『多動力』で強調していた”Just Do it !”の思想です。

とにかく行動して走りながら考えるようなやり方しかないのだ。

 

ホリエモンも多動力の最後に以下のように仰っております。

 

 

とにかく『動く』しかないのです。

 

とはいっても『行動』して失敗したらどうするの…?

岸氏は以下の通り述べております。

 

 

電通で数々の実績を残し、自身の会社『刻キタル』を起ち上げた著者の岸氏ですら

挫折は多々経験されております。『いわんや、われわれをや』ですね。

 

全速力の本気で行動していればいるほど失敗した時のダメージは大きいものです。

言ってみれば高速道路を全速力で走って壁に激突したようなものでしょうから、

その心理的なダメージたるや尋常ではないと思います。

 

心が折れることもあるでしょうが、大事なのはぽっきり折れた後に

何度でも蘇る力なのです。

 

振り向くな、振り向くな、後ろには夢がない

 

私の好きな寺山修司の言葉です。失敗して大けがを負ってもとにかく

前に進むしかないのです。Just Do it、ですね。

 

やるからには勝つ!

 

行動した結果、失敗して、挫折して、心折れて、復活して、そして最後には『勝つ』のです。

ルールを変えて、価値観を変えて、フィールドを変えてもとにかく、何らかの形で

勝つべしと仰ってます。これは私たちを奮い立たせる言葉というよりも、

著者自身の決意表明のようなものとも感じました。

 

 

ホリエモンも多動力の中で以下のように仰っております。

 

 

ホリエモンや岸氏ですら失敗や挫折した経験が多いというんですから、私たちが

失敗を恐れる理由もないと思います。思う存分失敗して『Try and Error』していけば

いいのだと思います。

 

 

幻冬舎の箕輪厚介さんも仰っております。『死ぬこと以外はかすり傷。』

この精神で行動を続けることが重要なのだと思います。

100回戦って99敗しても、最後の1戦で勝てば私たちは『勝者』になれます。

 

おわりに

 

この本の書評を私が書いているのも、箕輪さんという幻冬舎の

編集者の『熱い』方の魂に共鳴したからです。

 

岸氏は箕輪さんのオファーを10回のうち9回も固辞したそうですが、

さすがに10回目に箕輪さんの『熱さ』に負けて、書籍を書くことに

同意したとのことです。三顧の礼どころか、十顧の礼です。凄いです…笑。

 

私は、この『熱』というのは人から人へ伝染するものと考えております。

 

私自身の熱量は誰かの心を焚きつけるほどの『熱さ』はないでしょうが、

私自身がしゃかりきに行動を続けることによって、人の心を『熱く』

できるような人間にならなければいけないと思っております。